スクーリングの思い出④日常会話との違い
こんにちは。大阪傾聴ルーム新町(1on1)カウンセラーす~みんです。
スクーリングには様々な性格の方が参加していました。エネルギッシュで自分の意見をしっかり持っている人、とても穏やかで思慮深い人、賢くて配慮が行き届いている人、様々なことに興味をもちチャレンジ精神旺盛な人、無口だけれど内に熱いものを秘めている人、自分に厳しく努力を怠らない人…などなど。
そんな方達の面接体験学習を観察者としてみていると、カウンセラー役の人は(会話の運び方が上手)(言葉の選び方が的確)(間の取り方が絶妙)(沈黙によく耐えている)(要約が的確で分かりやすい)と実によく出来ていて、感心することばかり。
こんな方達ばかりの会社があったら、仕事がとても効率よく円滑に進んでいくんだろうなぁ…と思うのですが、傾聴カウンセリングとなるとちょっと違ってくるのですよね。
講師の先生に
「クライアントの感情を先取りしてしまっていますよ」
「問題解決志向になっていますよ」
「(会話のスピードが)はやい。はやい。」
と思わぬ駄目出しをされます。
例えば、感情の先取りとして…
Cl「仕事は朝から晩まで激務。家には家族がいるので、ひとりで過ごす時間が持てず、気を抜く時間が全くないのです…。」
Co「それは辛いですね」
講師「そのことが辛いかどうかクライアントはまだ何も言っていないでしょう?」
というような感じで、クライアントの言葉から推察して、カウンセラーはつい自分の思いを言葉にしてしまうのですが、それだとクライアントが主体にならないのですね。
先程の例で、カウンセラーがクライアントの次の言葉を待っていたら、
「(略)。気を抜く時間が全くないのです…。それでも私は毎日幸せを感じているのです」と続くのかもしれず。
それを「辛いですね。」とカウンセラーの思い込みで先に発言してしまうと会話の方向が全く別のところに進んでいってしまうのです。
振り返れば、(確かにそうだ)と思うのですが、なかなかに難しく。このあたりが、日常会話とは違い、クライアントを主体とする傾聴カウンセリングの奥深さを感じる一面でした。
日常会話の中でも、最後まで相手の話を聴く、ということに気を配っていると、ホントはこのことが言いたかったのかぁ…と驚くことがありますヨ。前置きが長い人っていますものね。
大阪傾聴ルーム新町(1on1)傾聴カウンセラーす~みん
0コメント