夢
こんにちは。
大阪傾聴ルーム新町(1on1)カウンセラーす~みんです。
夢をみた。
バラック小屋のような薄暗い古びた木の香りがするような小さな店に、小柄な初老の女性が、お好み焼きか、それよりも薄い…あれは何というのだったか。とんぺい焼き、か…を私の注文を受けて焼いている。
その土地の名物らしく、私はこれを是非手に入れ、食べたいと思っている。
焼きあがるのをぼんやり眺めながら待っている私は、時間が気になって仕方がない。時計をみれば、もう列車はとっくに出発していて、友達たちは確実に次の目的地に向かっていると思われる。
気が焦るけれど、お婆さんの仕草はとてものんびりとしていて、田舎の人そのもの。
ここは田舎時間が流れているのだなぁ~とあきらめにも似た感情が私の中にも流れているのを感じている。
「時間がかかってすみませんねぇ。」とお婆さん。
「いえ、大丈夫ですよ~。」と笑顔をつくって応える私。(内心は時間が気になって仕方がないのに…。)
「これからどちらかにいらっしゃるのですか?」とお婆さん。
「えーっと。」
私は頭の中で、手のひらサイズの計画表に描かれていた路線図を思い浮かべ、次の駅名を手繰り寄せる。
(祝。…そう次の大きな駅は“祝(イワイ)”だ。その先にも主要駅があるけれど、とりあえず祝までタクシーを飛ばせば、先に行ってる友達たちに追いつける。)
「祝に向かう予定です。」
「そうかね、そうかね。」とお婆さんは何枚か焼きあがったものを、紙でできた容器に詰め込みながら応える。
(私は、こんなに注文したんだ…友達たちの分も注文したんだろうな…。)
ようやく包まれて手元にやってきたその品を手に、私はお礼を言って店をあとにし、タクシー乗り場にむかう。
タクシーは3台止まっていた。
先の2台をやりすごし、先頭車両に乗り込もうとすると、その車は後部座席が2列あるリムジンのような車体の長い車で男性が各列に1人ずつ座り、運転手も併せると3名いる。
一番後ろにいた男性が私を見つめながら聞く。
「どこに行きたいの?」
「祝という駅まで。」
「あー、祝に行きたいの。結構な距離があるよ。」
「構いません。そこで友達たちと合流するのです。」
タクシーに乗り込もうとする私は、刹那、男性3人が乗っているタクシーに違和感を覚えた。と同時に男性3人が乗っている車に乗るってどうなん?と、ちょっとした恐怖感みたいなものも感じた。
でも、まぁ、タクシーだし大丈夫か、と瞬時に判断し、乗り込もうとした。
…と、そこで確実に覚醒し目が覚めた。
目が覚めたあとも、頭の中には「祝」という駅名が妙にハッキリと鮮やかに残っていて、考えた。
なぜ祝なんだろう…。
と、ハタとひらめいた。
予祝(ヨシュク)、か。
予祝とは、字のごとく、あらかじめお祝いをしてしまい、その通りおめでたいことが起こるよう祈願するものだ。
スピリチュアルな言葉で言えば、“引き寄せの法則”を実践してみる、と言ったところだろうか。
昔の日本人は、五穀豊穣を願って予祝をしていた。
夏の暑い盛り、秋になり五穀豊穣を喜んでいる自分たちを想像しながら、朝から晩まで町の衆みんなでどんちゃん騒ぎ、お酒をのみ、踊りまくった。いわゆる夏祭りだ。
そう、未来はこうなると願い信じて、あらかじめお祝いしてしまうのだ。すると、不思議なことに未来はその通りにやってくる。
願いは叶う、だ。
また、これを真似て実際に行ったのが、ソフトバンクの孫さんだと聞いた。
孫さんは会社を立ち上げるまえに、大勢の人を呼び豪華な“大成功を祝した宴”を開いた。
まだ会社は全く動き始めていないにも関わらず、だ。
大々的な宴の後、実際に会社をつくり動き始めた。その後の大躍進は言わずもがな。
にしても、何故突然私はこんな夢をみたのだろう。
私が、祝という駅に向かおうとしている前だったということは、何かの予祝をしようとしているのか、する必然性があるような気がしてきた。
ただ、何に対しての祝いなのか、さっぱり思い浮かばない…。
また、その祝駅で待っているのは、何人かいたようなのだけど、一人だけハッキリと認識できる友達がいた。
高校時代からの親友だ。
その親友とは、コロナ禍になる前から年に1~2回しか会わないし、会わない時もあるし、lineのやりとりもしないのだけど、それでも何となく細々と繋がっている。
何故こんな夢をみたのか。
おそらく、昨夜、河合隼雄氏の講義動画を聴いたからだろう。講義の中で“夢”の話がちょこっと出てきたから…。
それにしても、何か意味ありげな、妙に気になる夢をみた。
大阪傾聴ルーム新町(1on1)カウンセラーす~みん
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